体調がよかったので実家に一泊して日曜の朝も病院に寄って来た。
私たちが到着する少し前にトイレに行ったら下血があったと、母の表情が曇っていた。
手術した箇所からなのか、痔からの出血なのかは医師にも見分けがつかないようだ。

そう、直腸からの出血は鮮血なのだ。
だから、母も癌の発見が遅れてしまったのだ。
多くの女性が出産後痔に悩まされているのだけど、母もその一人だった。
もう何年も前から出血が常態化してたのに、ずっと痔の症状だと思い込んでいた。
排便時の出血に慣れっこになってしまっているのに加えて、鮮血は安心だと皆思っている。
出血の量や出方では医師も判断できないくらいだから、痔に悩んでいる人は定期的に直腸検査を受けたほうが良いと思う、というか絶対受けるべきだとおもう。
直腸や大腸の初期の癌は内視鏡の手術で処置できる場合がほとんどだそうだから。
また医師による触診では範囲が限られて、母のように大腸に近いところまでは検査できないようだから、検便による潜血の検査も定期的にうけたほうが良いようだ。

「痔」という病を口にするのが恥ずかしく肛門科に行くのも躊躇われると思うけど、やっぱり早期発見に越したことはないんだと思う。
私も検便検査なら受けられるかな?
一段落したら、受けてみようっと。

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今回、病院へ行くたびに、自分がかなり快復していることを確認できています。
2年くらい前に、歯の治療を受ける為に、総合病院の皮膚科へいって金属アレルギーの検査をうけたとき、今回と同様にマスク2~3枚重ねで一時間院内にいて、その後何日もCSの症状で寝込み家事もほとんどできなくなったことを思うと、今日もほとんど症状がでてないことが信じられないくらいで、自分でも驚いています。
ゆっくり、ゆっくりではあるけど、確実に快復できているようです。\(^_^)/