ここのところ身内で本を回し読むことが増えました。
個人的に書店でみかけたりAmazonを検索しても
けっして買って読もうと思わないだろうなあ・・
という本を読む機会が増えてきました。

偏った本しか読まない私には歓迎すべきことなんだね、きっと。
それに、回し読みの良い点は
幾人かが読んでるうちにインクの匂いが飛んで
私が苦痛なく読める状態で手元に届くということ。


さて、直木賞受賞の「まほろ駅前多田便利軒」
私は、三浦しをんの作品を読むのはこれが初めてでした。


読み終えての感想は・・・うーん劇画を読み慣れた人は面白いかもなあ?



ストーリーは
主人公の便利屋多田が
ある日突然転がり込んできた高校の同級生行天と
便利屋の域をこえた事件に巻き込まれならも解決して行くいうもの

多田と行天、二人が抱える家族の問題
そこに、もっと深くきりこんでいくような展開があると
私好みだったかもしれません。

なんだかんだ物足りなさを感じながらも
最後まで読まされてしまいました。
エンターテイメント本なら◎なのだね。
ということで、Amazon風に評価するなら星4個で、いかがでしょう?





三浦 しをん

まほろ駅前多田便利軒