箱根紅葉狩り ①旅の計画
北から南下してくる紅葉前線 
毎年、紅葉のニュースを目にしつつ 外出先での偶然の紅葉は目にするものの
わざわざ 紅葉狩り を 目的に旅を計画したことは 今まで一度も無かった。
そもそも、会社員で週末休みだった かつての私は 出かけるとしたら週末
当然 懸念されるは混雑
大阪出張に絡めた週末の帰路、京都の紅葉シーズンに途中下車した時の混雑が記憶に残る・・・
きっかけは、【紅葉の写真を撮りに行きたい】 と思ったことだった。
そうだ、引退してウィークディに気軽に出かけられる身となった、実家の母を連れて行こう 
昔々、父が連れて行ってくれた奥多摩～大菩薩峠の紅葉がそれは見事であったことを、
紅葉の時期になると話す母。 ということは、以来何十年も それ日匹敵する景色に会っていないということだ。
私も、小学生の日光修学旅行の竜頭の滝が 今まで見た中の最高の紅葉だ。
まず、行き先と宿泊先を選ぶ。
一泊で横浜からのアクセスが良いところ。
候補は３つ
① 修善寺 - 川沿いの紅葉、修善寺自然公園もみじ林 修善寺虹の郷の紅葉もライトアップが素敵そうだ。
② 河口湖 - 湖畔のもみじ回廊をテレビで見たことがあるが、真っ赤な紅葉の真下から空を見上げてみたい。
③ 箱根 - ロープウェイからの紅葉、箱根美術館の苔庭と紅葉のグラデーションとコントラストは素晴らしい。
で、更に検索をしていくと・・・ 【箱根美術館の紅葉】 の 写真に 心を奪われてしまった。
箱根って、何度も行ったことがあるけれど 車で宿との往復するだけで、
改めて観光したことなかったし、登山電車に乗って、ケーブルカーに乗って、ゴンドラに乗って・・・
楽しそうでないか？ということで、行き先を箱根に決定したのでした。
次に宿泊先・・・
母は、股関節に痛みがあり 呼吸器疾患と喘息を抱えているため、坂道階段が辛くなってしまった。
なので、洋室ベットがあるところ、できれば ベットとリビングと別れたお部屋
食事のわがままを聞いてくれて（そして、なおかつ美味しいと嬉しい）
渋滞を考えて、電車で行くので観光にアクセスが良く、
出来れば、予算は低く抑えたい。
箱根吟遊、強羅花壇、萬岳楼、箱根翡翠、ハイアットリージェンシー
富士屋ホテル、箱根ｴﾚｶｰｻ、料亭旅館いちい亭、金乃竹 etc...
いいわね～、と思うと まずは３万以上
・・・・が、
あったのです すっごい コスパが良くて、一番行きたい箱根美術館の目と鼻の先に
じゃらんにも楽天にもYAHOOにも 旅行サイトには載っていない超穴場の宿が。
（勿体つけて、後程アップしますが・・・）
あれや、これや 考える。
この一連の検索作業が、旅行やどこかに出かける前のとっておきの楽しみだ。
泊まる場所、何時にどういうルートでどこを回ったら効率がイイか？
母の体力と相談しながら、無理ない工程を練り上げる・・・
笑顔が見たい、それが モチベーションなんだね。 仕事でも 家庭でも 遊びでも
帰宅後、
「すごく楽しかったよ、あんな箱根旅行は初めてで、すごく楽しかった。ありがとう」 と、メールが来た。
強く 厳しく 歯に衣着せぬ物言いをする、母だったが、
最近やけに シオラシイ。 私は、何故か 少しだけ 切ない。
だからこそ 親孝行 しなくてはいけないね。 自分自身の為に・・・
あらあら、締めくくってしまいましたが、
旅行記は これから 綴ってまいります。
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