2017年3月22日。
ロンドンの中心部であり、観光客が最も集まるであろうビッグベン、ロンドンアイなどが集まる、ウエストミンスターという地域でテロ事件が発生しました。
ビッグベン前にかかるウエストミンスター橋で、犯人は車を暴走させて歩行者につっこみ犠牲者は5人。けが人は少なくとも40人以上が出ました。
連日テロの現場、犯人や被害者のことが報道されていましたが、
最近は過熱報道も落ち着き、徐々に日常を取り戻しているように見受けられます。
そんな現在の現場に行ってきました。
ビッグベンの隣の芝生広場です。
数え切れないほどのスイセン・カーネーション・チューリップなどの花が手向けられてました。
多くの人が事件に心を痛めていることがわかります。
しかし天気が良かったことや日が経ったものもあり、8割近くが萎れていたり枯れていました。
新しい生花はぽつりぽつりとありました。
車が暴走したビッグベン周辺です。
フェンスで覆われ、歩行者も車も入れないようになっています。
事件があった、ウエストミンスター橋の様子です。
車が暴走し、歩行者につっこんだ場所、ウエストミンスター橋の様子です。
車道は制限され、バスの運行などにも影響が出ています。
歩道との間には普段ないフェンスが置かれ、少しピリピリした雰囲気でした。
橋に等間隔にある柱には花やメッセージなどが置かれていました。
ウエストミンスターは今日も多くの観光客で賑わっていましたが、雰囲気がやはり普段と違い、事件の傷跡はまだまだ残っているように肌で感じました。
各国でテロが次々起こっています。
大丈夫?といろいろな方に声をかけていただきます。本当にありがとうございます…。
が、私は今までと変わらぬ生活を送っています。
重大な事件であるにもかかわらず、やはりどこかで、ニュースや新聞などでやっている自分とは関わりの薄い、別の場所での出来事のように思っていた節が少しあったのか、現場に行ってこのような状況下にある国に滞在していることを再確認し、震える思いになりました。
どうしても防ぎようのないことですが、日々を安全に過ごしていけたらと思います。