『渚のCHERRY』
はじめにご挨拶というか。
うすうす気づいてる方もいるかと思いますが、
ブログ更新頻度が落ちています。
僕自身かなり余裕がなく、ネタを仕入れる時間がないため、
これからしばらくの間、更新頻度は激減すると思います。
また、みなさんへのコメントもあまりできないかもしれません。
(元々少ないですが)
楽しみにしてくださっている方には
「ごめんなさい」としか言えません。
こんなブログですが、
これからもお付き合い頂ければ嬉しいです。
さて今回の一曲。
~~~~~~~~~基本データ~~~~~~~~~~~
作詞:秋元康、作曲:羽場仁志、編曲:影家淳
A2nd公演4曲目の曲。
ユニットメンバー:前田・峯岸・平嶋・増山
公演期間:2006年4月15日 - 8月11日
AX2008:15位、AX2009:35位、AX2010:54位、AX2011:52位
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ド新規の俺にとっては語るのもはばかられる曲なのですが、
みぃちゃんのターニングポイントですからね。
大目に見てください。
A2nd公演というのはWikiにもあるように
メンバー間の格差が打ち出された公演です。
中でも顕著なのがこの『渚のCHERRY』で、
あっちゃんがほとんどのパートを一人で歌い、
みぃちゃんら3人は「チェーリチェリボーイ、チェーリチェリガール」
と歌うだけのバックダンサー扱い。
A1stの公演で「誰が誰だかわからない」という声があったため、
この公演ではこうした格差を作ったといわれていますが、
当時のメンバーはたまったものではなかったでしょう。
最初にスタジオに入ったときバックの3人は
『前田』と『オール』しか書かれていなかった歌のパート表を見て
悔しくてしょうがなかったそうです。
でもあっちゃんと3人はレッスンでも公演でも
そんな話は一切せず、
ただただ気持ちを押し殺していたそう。
あっちゃんもこの扱いは嫌でしょうがなかったらしいです。
そしてA2nd公演の千秋楽では
メンバーが口々に本音を漏らしたそうです。
その中でみぃちゃんは涙ながらに次のように話しています。
「私はAKBに入って、いろんなことを学びました。
その中でも前向きさを学びました。(中略)
渚のチェリーではどうして歌のないパートなんだろうと。
今は渚のチェリーは踊ることが役割なんだと思うようになりました。
映画やドラマは役者がいないと成立しないように
歌も踊る人がいないと成立しないということを学びました」
おそらくみぃちゃんはそれまで、
アイドルとして自信があったと思うんです。
初期メンの中では年少組だけど、
ダンスではトップクラス。
歌だってルックスだってしゃべりだって悪くない。
なのにこの曲での扱いは、
そんな想いにはっきりと「NO」を突きつけるものでした。
この出来事がいいことだったかどうかというのは
芸能界を知らない俺には正直わかりません。
自分の売り出し方を探すきっかけになったかもしれませんし、
悪い意味で物わかりがよくなり、
行くべき時に二の足を踏むようになったのかもしれません。
でもこれがなかったら
今マルチに活躍するみぃちゃんはいなかったのかも
しれませんね。
曲の方に注目すると、
そんな裏事情からは想像もつかないほど明るい
サマーチューンになってます。
色んなメンバーがシャッフルでこの曲を歌ってますが
それぞれの個性が出てて面白い。
特に「篠田、秋元、大堀、野呂」バージョンは
際立ちすぎてイイですね。
果汁じゃなくて炭酸100%?
いやアルコールかな?