楽器紹介その9 「スルドマレット」&作り方 | みったろぐ

楽器紹介その9 「スルドマレット」&作り方


久しぶりに自作楽器紹介!

さっき作りました!



今回は楽器ではなくマレット。

スルドを叩くためのマレットです。

バスドラのビーターのようなもの。




スルドとはブラジルのパーカッションで、

サンバの中で低音を担当し、ドラムでいうバスドラに相当する楽器。

背負って叩くでっかいフロアタムみたいなもんです。



それを叩くマレットを4本作りました。

基本的に片手で叩く楽器なのですが、一応2セット、硬さの違うものを作ってみました。


ちなみに、ブラジルではマレットではなく「マセタ」と呼びます。



さて、このマセタ、

普通に購入すると1本2000円~3000円くらいします。


まぁ、マリンバのマレットやバスドラのビーターに比べたら安いですよね。



結論から言います!


今日自作して、材料費を計算してみたところ、、、


1本あたり約708円で作れました!!


クオリティも高いですよ☆



これだ・・・







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作り方を教えちゃいます!


これはA Word about Surdosという外国のホームページを参考に作りました。

英語で読めない人もいると思うので、つくりたい人は是非僕の記事も参考にしてみてくださいね☆

(上記サイトとまったく同じ作り方ではありません。)



それでは作り方~^^


♪用意するもの♪

・棒
・細長いゴム材
・スポンジ材
・キルト芯
・風船2つ
・靴下1足
・ヘアゴム
・ビニールテープ
・ハサミ
・セロハンテープ

(・両面テープ)
(・グリップテープ)
(・イス足)




1.棒を用意。

  今回は、長さ40cm×直径24mmの棒を使用。

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2.ゴムを巻きつける。

  結構硬質なゴムです。(バスドラビーターならアメゴムでいけそうですね)

  3周巻きました。(3回に分けて)

  てっぺんには、粘着付のスポンジ材をちょこんと貼りました。
  フェルトを丸めて貼っても可。

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3.やわらかい素材を巻く。(ソフトの場合)

  今回2種類の硬さを作ったので、やわらかい方にはキルト芯1.5cm×50cmを巻きました。

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4.キルト芯を巻く。

  キルト芯1.5cm×200cmを巻いていきます。

  巻き方は、最初に棒の部分にキルトの端っこをテープでくっつけ、
  斜めに(てっぺんのスポンジの横を通して)巻いていきます。

  凸型のくぼみのスペースを埋めるような感じ。

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マレットらしくなりましたね☆





5.風船を、口の部分を切ってかぶせる。

  何回か膨らましとかないと、伸びなくて大変です。

  さらに、もっと短く切った風船をかぶせます。つまり風船は2つかぶせます。

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6.最後に、靴下を先端の部分だけ切ってかぶせます。

  靴下は女性用がオススメ。

  後は、ヘアゴムで靴下を止めて、ビニールテープで固定。

  これで完成です。

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僕は、こだわり派なので、仕上げに

グリップテープ(テニスラケット用)とイスの足につけるゴムを取り付けました。


以上です!!





今度Batucadaやるときに使おっと☆