低迷する、ある会社の社長は、社員に一生懸命、
理念や方針を伝えたそうです
しかし、一向に業績は良くならない
そこで社長は思い立った
「自分が変わろう」と
そして、いきなり社長評価表というものを
社員に配り始めた
皆、ビックリです(笑)
しかし、いろいろと改革案を示すも、
年を経るごとに評価は右肩下がり
社長はショックを受けました
がっくりと肩を落とし、弱みを見せた社長の姿に、
社員はどう思ったか
”会社を変えるのに、社長は本気なんだ”と思った
社長の心を社員がやっと捉えられた───
この時を境に、業績はV字回復したそうです
言葉が心に響くのも、心と心が共鳴するのも、
自分が「そうだったのか。こうしよう!」と、
自らの頭で考えて「選択」した時だけです
そのためにも、自分が何をしたいのか、
自分は何を目指すのかという、
選択の基準になるものを持っている必要があるのです
基準をもって選択すれば、
「大変だけど楽しんで頑張ろう」
「現状は厳しいけど、諦めたくない」と、
向上への意欲が湧いてきます
選択の中身のクオリティー、
つまり自分が何を目指して仕事をしているのか、
それがそのまま自分の人生のクオリティーを
決めていくことは間違いありません