福島県葛尾村を走る道に、大きな看板があります
それは、2000年(平成12年)に
「交通死亡事故ゼロ」1万3000日を達成した記念に
設置されたものです
記録のためには村民だけでなく、村内に職場があったり、
村を通過したりする人も無事でなければなりません
村民と、村に関わる全ての人の努力によって結実します
しかも、”飛び石”ではなく、
”一日一日”の積み重ねで築かれた偉業です
それに倣えば、昨日までは震災から「6年」というより
「2192日」の道程でした
不屈の心で試練と闘う人、その奮闘を支え、
寄り添った全ての人───
2192日に、一日として無駄な日はありません
居場所は離れていても、常に思いを寄せてくれる人の存在は、
「新生・東北」の構築を加速させる力となります
私達は、自身の人生の一日また一日を、
粘り強く、後継者へ、しっかりとバトンを
繋いでいきたいですね
力強く復興と未来を開く使命を胸に、
心新たに進みましょう