駅のホームで手伝いを必要とする人がいる
「何かお困りですか?」と声を掛けようか躊躇するうちに
機を逸してしまった
こんな経験はないでしょうか
善行をなすときには勇気が必要ですが、
こうした場合は勇気のあるなしよりも、
むしろ”習慣になっているかどうか”で行動が違ってきます
ある文化人は、困っている人に
自然に手を差し伸べることが
「自分の人生の一部になる必要がある」と指摘しています
アメリカでは10代からホームレスへの
炊き出しなどを重ねることで、
ボランティア精神を身に付けるという地域があります
やり方は様々あるにしても、自分の小さな世界に
とどまることなく、同じ「人間として」行動する
日頃からの訓練や教育が重要といえます
海外の企業から日本の企業のトップに就いた人が、
「愕然としたことがある」と言っていました
一つは、日本社会に「社会貢献の文化が乏しい」こと、
もう一つは、「女性の登用など多様性が乏しい」こと
自分の心の中に他者を置き、相手を理解する努力と行動
「苦しむ心」を置き去りにせず、
同苦し続ける自分でありたいと思います