1分の1と100分の100
算数では、どちらも同じ「1」ですが、
人間の世界では大いに違ってきます
実はギター作りの話です
楽器製作者は、職人1人が全工程を手掛けることを
「1分の1」
100人が各工程を担当することを
「100分の100」と表現します
職人1人が作るギターには、
1人の経験や技術だけが込められます
一方で「100分の100」の魅力は、
それぞれに特化した専門知識と技能が
結集できることです
各工程の担当者が力を注ぐほど、
ギター「1本」が、違う「1本」になるのです
そして、分母の数が大きくなればなる程、
面白味は増していくのです
私達も目標を掲げ、挑戦する過程に、
”代表選手”でなく一人でも多くの仲間が加わってこそ
躍進するものです
”分母の数”だけ喜びも大きくなると思いますよ