2月になると思い出すことがあります考える
 
2月のある日、新幹線の「こまち号」で、
車窓に雪原が続く秋田県を横断した時のことです
E6新幹線
 
暦の上では春になったとはいえ、
まるで時間が止まり、音も雪中に吸い込まれたような、
静寂な冬の情景でした
snow2☆☆

 
時折、はるかに民家が見え、そこへ続く一本道に
人の通った跡が、かすかに残ります
家
 
足跡なら徒歩、1本の線ならオートバイか自転車で、
2本なら車といったところでしょう
冬
 
横殴りの吹雪にあらがいながら進む人の心の強さと
けなげさを思い、胸が熱くなったことを思い出します
吹雪


 
そこで、一人の男性と話をする機会がありましたじいじ
 
彼は昔、出稼ぎで東京にいましたが、
故郷に東北に戻ったそうです
戻る

 
厳しい自然環境のもとでの農業は、
一家が食べるだけで精一杯
野良仕事
 
それでも胸中はロマンに燃えていたそうです考える
 
大雪の中、はぐれないように荒縄で体を結び、
仲間と数珠繋ぎで歩いたこともあったといいます
友達
 
現代の状況からは想像もつかない話ばかりでした驚き

 
男性の”足跡”は、今や後継者の活躍、
地域の発展と花開いたのです
きらきら。

 
厳寒の鍛えなくして、爛漫の春は訪れませんnanohana3☆☆
 
”現実”の大地で、”忍耐”を滋養にした時、
花は必ず咲くのです
tanpopo☆☆
 
 
 
 
 
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