「日本資本主義の父」といわれた渋沢栄一が
残した言葉に一つに「何もせずに暮らすは一つの罪悪である」
とあります
玄孫に当たる渋澤健氏は「事なかれ主義の生活で
満足することは自分中心で、実は自分たちの生活が、
いかに経済社会の活動で支えられているか、
という視点が欠けています」と解釈しています
自ら行動を起こそうとしない態度は、
社会への忘恩に通じると手厳しい
人間は一人では生きられません
社会的生き物であり、周囲との良好な関係の中に、
幸福を見い出す存在です
そのことを考えれば、恩を感じ、恩に報いることは、
単なる道徳でなく、人間の実存、生の本質と
深く関わっていることが分かります
自分はいかに多くの人に支えられて生きているかに感謝し、
報いていくために、日々努力です
結果的には、善いことをしないことは、
悪いことをしたのと同じです
「貢献的生活」への転換を促したいですね