「聴く」という字には「耳」と「心」が入っています
真正面から言葉を受け止めると、
散りばめられた沢山の言葉が一本の糸に
紡がれていき、その人の人生や生きてきた
歴史や社会を織りなす布が形づくられていく
場合があります
”この人をどうにかしよう”という思いばかりが先行すると、
その気負いが邪魔をして、
相手の言葉は心に入ってきません
”この人を知ろう”と決めて、
素直に相手のありのままの言葉に耳を傾ける時、
心に見えてくるものがあります
話すことが苦手と思っている人も、
相手の話をじっくり聴くことはできるはず
対話上手とは聞き上手
必要なのは誠実な「心」であり、
巧みな話術は、必ずしも必要ありません
春本番
心通う対話に出掛けましょう