マナーと聞くと、何となく堅苦しいイメージは
ありませんか
マナーは「礼儀」ともいいます
「礼」は相手を思う心
「儀」はそれを形にしたもの
つまり、相手への思いやりの気持ちが、
言葉や形となって表れたものがマナーです
国や地域によって慣習が違うように、
マナーの「形」は違うこともありますが、
マナーの「心」は世界共通です
そのため、マナーといっても、
「こうすべき」「こうあらねばならない」と、
緊張して構える必要はありません
まず「心」が先で「形」が後ですから、
相手の立場から考えて、不愉快な気持ちを
与えないという「心」があれば、
特別、非礼なことは起きないものです
心を持って相手と接し、
その上できちんとしたマナーを身に付けておくことで、
人間関係もスムーズにいき、物事も円滑に進みます
ビジネスでいえば、
互いに得をするWIN-WINの関係を、
個人でいえば、ハッピー・ハッピーな関係を
築いていけるようになるものです
ただし、人が「嬉しい」とか「不快だ」
と感じるポイントは十人十色
自分が善意で行ったことが、もしかしたら、
相手に不快な気持ちを与えてしまう可能性が
あるかもしれません
親切が裏目にならないようにするための、
決まり事としての作法や形がマナーでもあるのです