毎日の暮らしに必須の天気予報
その利便性が増しています
ウェブサイトで雨雲の動きを確かめ、
移動時間を決めることも多くなりました
観測技術や伝達方法の発達の恩恵です
気象庁が特別警報に位置付ける全てが
「緊急速報メール」の対象となりました
しかし、こうした防災の環境整備の一方、
重大災害は頻発しています
考えてみれば、特異な気象は、
無人の地域で起これば、ただの「現象」であり、
人間と関わって初めて「災害」となります
その意味では、防災対策の効果が
十分に発揮されるかどうか、
最後は人間自身にかかっているといえます
危険が迫っても”人間はなかなか逃げられない”
ことが分かっています
避難を決心してから実行するまで、
平均93分という調査結果もあります
間もなく本格的な冬
これからは、大雪や暴風雪などの危険が高まる季節です
「生命尊厳」は自身と周囲の絶対無事故から始まります
先々の用心を怠ってはならないのです