棋士・羽生善治さんが好んで使う将棋の駒は、
「銀」だといいます
「つなぎの糊のような働き」が
自分の棋風に合っている、と
様々な局面で、他の駒を生かす存在という意味でしょう
それは「縁の下の力持ち」の役割にも似ています
「いぶし銀」という言葉を連想します
渋くて味わいのあるものの例えで、
芸能やスポーツ界などのベテランを
称することが多い
華やかさはなくとも、その確かな実力で、
欠かせない存在として光ります
私達の周りにも、こうした先輩方が多くいます
58歳の時、脳梗塞で倒れた男性
後遺症に悩んだものの、
懸命なリハリビで体は健康な状態に戻りました
今年、男性は82歳になりました
「これからは、シルバー世代が力を発揮する時代や」
今も青年のように情熱を燃やし、
地域貢献に尽力しています
人格の光彩は、周囲に大きな信頼を広げていきます
人生の先輩に学びつつ、私達もまた、
人に尽くす大道を真っ直ぐに進みましょう