日本語は、漢語をはじめ、ポルトガル語、
ドイツ語、フランス語、英語など、
多くの外国語起源の言葉を取り入れてきました
外来語として区別するのではなく、
取り入れて、自分のものとして、使いこないしていく
ここに日本語の良さがあるのではないでしょうか
例えば、「紙切れ」のことを、
ポルトガル語では「カルタ」、ドイツ語では「カルテ」、
英語では「カード」と言います
ポルトガルから来たカード遊びをカルタと呼び、
ドイツで医学を学んだ人は診療記録を
カルテと呼ぶわけです
従って、これらの言葉を使う時には、
「カルタで遊ぶ」「カルテに記す」「カードを取る」など、
助詞と動詞を組み合わせて使い分けをしています
大切なのは、言葉のセンスを磨くこと
これまで使ったことがないからと敬遠せずに、
積極的に使ってみてください
言葉は、使われた時代を表し、
その人となりを表し、生活を表します
言葉を知っていれば、自由に人とコミュニケーションがとれ、
上手に話が進められます
まずは言葉を知ること
次に、意味を考えながら、言葉のニュアンスが
伝わるように使ってみましょう
その言葉が、考えずにふと出てくるようになったら
本物です