「冬来たりなば、春遠からじ」
と詩人のシェリーは歌っていますが、
どんなに苦しく寒い冬が続いても、
冬は必ず春となるのです
これが宇宙の法則であり、生命の法則です
だから人間も、どんなに辛い冬が続いても、
希望を捨ててはいけません
希望をなくさない限り、必ず春が来ます
春とは「開花」の季節です
人それぞれに使命があり、個性があり、生き方があります
それを認め、尊重することです
これが自然です
現に、花たちの世界はそうなっています
百花繚乱です
ところが人間の世界は、違いを尊重できないで、
「差別」をしたり、「いじめ」をしたりする
人権の破壊です
ここに根本的な不幸が生まれるのです
誰もが、人間として、人間らしく開花し、
人間としての使命を全うしていく権利があります
自分にもあります
人にもあります
それが人権です
人権を尊重しないだけでなく人権を侵害するのは、
全て秩序を破壊しているようなものです
人権を大切にし、人を尊敬できる───
そういう「自分自身の確立」が必要なのです