世界には、沢山の山があります
高い山、低い山
世界には、沢山の川があります
長い川、短い川
しかし、みな山であり、みな川であることに
違いはありません
穏やかな万葉の奈良の山もあれば、
勇壮な阿蘇があります
壮大な白雪のヒマラヤもあります
それぞれに美しいし、味があります
川も、鮭の故郷となる石狩川もあれば、
詩情の千曲川もあります
対岸が見えない大黄河があり、アマゾン川があります
その川にしかない魅力があります
人間も、それぞれの使命があって存在するのです
自分の使命を見つけるためには、
じっとしていたのでは分かりません
何でもいい、何かに挑戦することです
その努力の積み重ねの中から、
自然に方向性が決まってくるものです
だから、今、自分がやるべきことは何なのか、
それを避けてはいけません
「目の前の山を登れ」ということです
山に登れば、ともかく足は鍛えられます
鍛えられた分、次のもっと大きい山に挑戦できる
この繰り返しです
登った山頂から、もっと広い人生が見えてくる
自分だけの使命も、だんだんと分かってくるのです
「使命があるんだ」ということを忘れない人は、強い
どんな悩みがあっても、負けない
悩みを全部、希望へのエネルギーに
変えていけるのです
「自分が太陽になる」ことです
そうすれば、全ての闇が消えます
何があっても、「私は太陽なんだ」と、
悠然と生きるのです
勿論、太陽といっても、曇りの日もあります
しかし、曇っていても、太陽は太陽です
人間も、苦しんでいても、
心は輝きを失ってはならないのです