ニーチェに「きみが悩んでいる友人を持っていたら、
彼の悩みにとって憩いの場であれ」
という言葉があります
それだけ聞いたら、「悩んでいる友人がいたら、
優しく癒やしてあげよう」
と思うのかもしれないですが、
ニーチェの真意は全く違います
「同情心を持たずに、友人が悩みを超越できる
人間になれるよう鍛えてやれ」
という意味なんですね
でも、優しくして友人を癒やそうというところで納得しても、
私はそれはそれでいいと思うんです
言葉に触れて自分なりに解釈した時点で
「哲学をしている」ことなのかなって
ただ、「憩いの場」とは、本当にそういう意味なのかなと、
自問自答を続けていき、いろいろ文献を
読んで考えを深めていければ、なおいいと思います
人から言われたことじゃなくて、
自分の中で根拠づけるというか、
そういう作業を続けていくと、「周囲に流されない生き方」
ができるんじゃないかなって、今は強く思いますね