「個性的」になろうと思って、流行の格好をしてみる
ところが、その結果、個性的どころか、
反対に、「皆と同じ」に近付いてしまいます
それでは、つまらない
意地悪く見れば、
「個性的」というひとつの「型」があって、
それに合わせているようにさえ見えます
しかも、その「型」は、実は多くの場合、
マスコミや商売の人達が「作った」ものだったり、
わざと「流行らせた」ものだったりすることも
非常に多いのです
だから、本当は「個性的に生きる」というのは、
結構、大変なんです
個性的に生きるためには、自分というものを、
しっかり持っていないといけません
「自分の目」を開いて、物事を見、
「自分の耳」を澄まして人の話を聞き、
「自分の頭」をフル回転させて考え、
「自分の信念」を貫く勇気が必要です
それよりはむしろ、「皆と同じ」という
「型」に入った方が「楽」なんです
だから、いろいろな束縛から自由になろうと
する時でさえ、何か人の決めた「型」に入ろうとする
本当の個性は「見た目の個性」なんかではありません
内から外へと、滲み出てくる「中身の個性」です