アフリカで、苦難を乗り越え
4000万本もの植樹を推進した
笑顔光る「緑の大地の母」と呼ばれる
ワンガリ・マータイ博士
博士には、少女時代の忘れ得ぬ思い出があります
農場から家までの遠い道のりを、
大量の豆を収穫して、
ロバと共に背負い運んだ旅のことです
途中、ロバが足を滑らせ、
斜面を転がり落ちてしまった
さあ、どうするか
マータイ少女は気持ちを落ち着かせ、
ロバを助け元気づけながら、
再び、一歩一歩、歩き始めました
そして力を振り絞って、
ようやく辿り着いたのです
「一心不乱に頑張ると、信じられないようなことを
やり遂げられる」ことを学んだといいます
負けじ魂で挑戦したことは、
全て、我が生命に不屈のエネルギーとなって
蓄積されます
ゆえに、いかなる試練にも臆さず、
いかなる失敗にも怯まず、
前へ前へ進んでいくことです
たとえ嵐の夜があろうとも、
その翌朝には、晴れわたる笑顔で、
勝ち昇りゆく太陽のような人生であって
いただきたのです
「負けじ魂ここにあり」