春は別れと出会いの季節
新しい人間関係づくりに踏み出す時ですが、
一度会った人の顏と名前を覚えられない、
と悩む人が多くおられます
そのコツをいろいろと調べましたが、
やはり地道な努力しかないようです
何より、相手に興味・関心を持つことが出発点です
先日、仕事で数年前に一度、会った男性から
名前を呼ばれたことがありました
”一回しか会っていないのに、なぜ?”
と首をかしげました
男性は出会いを結ぶたび、ノートに相手の名前、
表情や声の特徴、悩み事を書き留めて来たといいます
その場限りでなく、継続して関わろうとの熱意に、
心を打たれました
相手を思う心が本物ならば、
必ず行動となって表れます
一人のことをノートに記す時間は、
数分もあれば足ります
そうしたちょっとの努力を惜しむか、惜しまないか
その違いが、人間関係を深め、
広げられるかどうかを決めるのです
心を砕いた分だけ”幸福の地図”は
光を放っていきます
あの人に会いに行く
この人に一本の電話を入れる
思いは形にしてこそ、力となるのです