鏡餅やお雑煮に代表されるように、
お餅は正月だけの食べ物と思われがち
ですが、実は昔から、様々な年中行事に
欠かせない食材でした
3月3日の雛祭りには、
3色の餅を重ねた「ひし餅」を飾り、
5月5日の端午の節句には「かしわ餅」を食べます
また、春や秋の彼岸、春分の日などには、
「ぼたもち」や「おはぎ」を作ります
中秋の名月をめでる時には、
やはり「月見団子」が欠かせません
かつては、11月15日の七五三には、
親戚などから祝い餅が贈られていたこともありました
お雑煮では、餅といっしょに肉や野菜を
取ることもできます
その起源は、平安時代まで遡ります
正月祝いの食べ物として全国に広まったのは、
江戸時代の18世紀以降で、
このころから、地域色豊かな食材を使って
作られるようになりました
お餅には、大根おろしをからませた「からみ餅」など、
沢山の食べ方があります
ご家庭でアレンジして是非、試してみてください