武道家にとって、「驚かされること」は
最も避けるべき状況の一つといいます
心身の能力が著しく低下してしまうからで、
それに対処するには、
普段から「こまめに驚くこと」だと
「驚かされる」に対し、「驚く」は能動的な振る舞い
普段から微小な変化に細かく反応することで、
いざという時に、それほど驚かずに済むといいます
要人警護のSPの心得も、
これと似たところがあるようです
事が起きる前に、芽を摘むことが最も大事な仕事です
警護する人の通り道を毎日歩き、
「ないはずのもの」があったり、
「あるはずのもの」がなかったり、
人が気付かない変化に目を凝らすことで、
大きな危険を回避します
予兆はありませんが、気を配る
過去の事例に学び、”こんなこともあるのか”
と驚いておく
これらは、日常の防災・防犯にも役立つのです
気ぜわしい年末を迎えます
安心は与えられるものではなく、
自ら掴んでいくものと心得たいですね