愛する地球を守り、思いを未来へ伝える
それは何か特別な活動ではありません
例えば、岡山の70歳の女性のエピソードを伺いました
不慮の事故で夫を亡くされたその方は、
失意の底にあった時、
地域の人々の粘り強い励ましで立ち上がりました
その地域は過疎が進む山間部で、
県の限界集落対策のモデル地域にも指定されています
彼女は今度は自分が地域に恩返しがしたいと、
高齢者福祉施設でのボランティア活動に加わり、
また孤立しがちな高齢者の家にも訪問するようになり、
「人に喜んでもらえることが私の喜び」
と語っています
この体験は、エンパワーされた一人が
いかに変革の担い手たり得るかを
示す一例といえるでしょう
今、自分が人生のページを綴っている
地域での出来事に対し、粘り強く向き合い、
出来ることを一つ一つ果たしていくことは、
とりもなおさず、「未来への責任感」、
ひいては「地球に生きる責任感」の地歩を固めながら、
持続可能な社会を建設していく作業に
繋がっているのではないでしょうか
このように自身の内なる可能性に目覚め、
我が地域から変革の行動を起こしてゆく人こそ、
今、最も求めれれている人だと思います