東北の本屋さんから”素敵な話”が届きました
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手県・大槌町
震災後の開店した書店が、
震災で親を失った町の子供達に年1回、
その店だけで使えるオリジナルの図書券を
贈っているというのです
未来を担う子供達に図書券を贈呈し始めて3年目
震災時に生まれた子供が高校を卒業するまでは
続けたいといいます
つまり、2029年までの長期的な支援を
目指しているのです
こうした草の根の支援を「続ける」ことが
大切だと感じます
我が国を代表する教育者の新渡戸稲造博士が、
哲学者のソクラテスを尊敬する理由の一つに挙げたのも
「続ける」ことでした
ソクラテスは「年が行っても、油断せずに、
修行を持続した」と
70歳を超えても「我々、青年は」と語り、
行動したいものですね
「苟(まこと)に日に新たに、
日々に新たに、又日に新たなり」
時間をただ費やすだけでは空しいです
新たな価値を生み出そうと、
歩み続けた一歩一歩、一日一日
その「点」が「線」となって、
偉大な道ができるのです