私の父は、私がやろうとすることに、
ことごとく反対した人でした
何一つ、手助けをしてくれなかった
その時はもちろん頭にきた
でも、今、振り返って、
父には心から感謝しているのです
父からは、財産といえるものを、
一銭も貰わなかった
でもそれが良かった
へたに財産なんて貰ったら、
人の心も分からない人間になっていただろうし、
今の私はない、そう思うのです
人間、生まれてきた時は、みんな裸です
死ぬ時も、裸だ
大切なのは、一人の人間として、
どう生きるかです
だからこそ、青年には、
「丸裸になって生きろ」と訴えたい
綺麗に自分を着飾ったって、ダメだ
一人の人間として、丸裸になって勝負することです
それで、どん底に落ちてもいい
そこから這い上がればいいのです