人生、最後に何が残るのか
思い出です
生命に刻まれた思い出が残るのです
長い人生になると一番苦しかったことは、
思い出しにくくなります
長くなると、いろんな出来事の色彩が薄くなり、
一番嬉しかったことも、一番悲しかったことも、
一切合切、過ぎ去っていきます
天にも昇らんほどの喜びも、
死のうかと思う苦しみも、
過ぎてしまえば、夢のようなものです
そのうえで、私は「生命を完全燃焼させた思い出は、
永遠に消えない」と言っておきたいです
この世に生まれて、
いったい、何人の人を幸福にしたか
何人の人に「あなたのおかげで私は救われた」
と言われる貢献ができたか
人生、最後に残るのは、最後の生命を飾るのは、
それではないでしょうか