皆さんは、イゼンディン・アブエライシュ医師を
御存知だろうか
最も困難な課題の一つの中東和平
その難題に挑み続けるパレスチナ医師です
生まれ育ったガザの難民キャンプの
劣悪な環境にも屈せず、苦学して医師となり、
パレスチナ人とイスラエル人双方を救ってきました
5年前のイスラエル軍の攻撃で、
彼は3人の娘と姪を失っています
それでも報復を求めませんでした
「私達に必要なのは互いへの尊敬であり、
憎しみを拒絶する内的な強さである。
そうなって初めて平和は達成されるだろう」
と彼は述べています
今回の戦闘でも彼は、
暴力で事態は変えられない、
人間の精神を変えなければ、と声を上げています
”目には目を”を拒み、子らを奪われてなお、
「精神の変革」の道を行く彼に、
真実の強さを見ました
「非暴力の勇気」に立ち、
民衆の善性へ呼び掛ける勇者の前進の後に、
平和への道は開かれるのです
その覚悟を、自らに問いたいですね