世界には、様々な種類の樹木や薬草が茂っています
それぞれに名前が違います
形も異なります
厚い雲が空を覆って大地に雨を降らせ、草木を潤す
草と木は、それぞれの性質に従って生長し、
実をつけ、花を咲かせます
人も皆、それぞれに違います
一人として全く同じ人はいません
だからこそ、その人でなくてはならない個性があり、
魅力が光ります
役割も生まれます
多様性が豊かさをもたらすのです
国や民族、個人の次元に至るまで、
「違い」は「対立の因」として
捉えられる場合も多いです
しかし「人間」「生命」という共通項に立てば、
多様性と個性を尊重し合う「協調の因」にも
転換できるはずです
私達の日常の活動においても、役割や経験、
思いの強さ等は一人一人違います
互いに学び、補い合おうとする挑戦の中に
人間的な成長はあるものです
だから、自分から進んで声を掛け、対話する
人から学び、人の魅力を見い出し、称える
そういう懐の深さを皆が持ちたいですね
多様性が調和する社会とは、
一人一人の個性が豊かに彩る
人間の花園ともいえます
個々の差異が社会を輝かせる「彩」となり、
平和と共生を創り開く時代へ、
快活に進みましょう
