夏の夜空を彩るペルセウス座流星群
今年は、8月13日未明にかけて
ピークを迎えますが、残念なことに、
満月過ぎの月明かりが観察の妨げになるといいます
満天の星々も漆黒の中でこそ冴えます
人生もまた、逆境の闇に身を置いた時に、
尊い命の輝きを知ることがあります
ある母親の体験を思い出しましたので、
今日は、その話を書いてみようと思います
子供が5歳の頃、突然の奇声やとっぴな行動が
目立ち始めたそうです
自閉症だったんです
もう人前に出ることができないと思い詰め、
子供の手を引き、線路の脇に立ったことも
苦悩の中、親子で祈ったそうです
すると、我が子のわずかな成長が、
大きな喜びに変わりました
”昨日より今日”とひたむきに歩む姿は、
掛け替えのない生命の輝きに満ちていたといいます
幾つもの”山”を越え、
今、子供は福祉作業所で元気に働いているそうです
母親は、言います───
”生命に優劣なんかないんだよ”と
生命に勝る宝はありません
それを実感できる人は幸福です
自分を卑下してはいけません
偉大なる宇宙を抱いているからです
宇宙をも包む一念の開花が、
我が生命を最高度に輝かせるのです
生命を輝かせ、”希望の光”を
放つ人でありたいですね