”心に残るプレゼントはどんなものでしたか”
少し前の話になりますが、
このアンケートに対する答えで最も多かったのが
「子供や身内からの手紙やメール」でした
第2位「花、植物」で、これも一般的には、
資産的な価値として残せるものではありません
お金には換えられないものこそが、
人を幸せにするということです
最高の贈り物は、「物」ではなく「心」なのです
ある知り合いの男性に孫が生まれました
嬉しくて、祝福してやりたいが、生活は苦しく、
お祝いの品を買える余裕がありませんでした
そこで男性は、孫が誕生した日の新聞を贈ったのです
どうかいつまでも、幸せを歩む人生であってほしい、
との願いを込めて
孫は大学を卒業し、就職、結婚し、
現在、リーダーとして活躍しています
彼の愛読書には、”あの日”の新聞に載った
大切な欄が切り抜かれ、挟んであります
あの日、贈られた祖父の「心」が、
紙片の上、彼の心の中で、
今も放ち続けているのです