先日、ある会合で70歳代のおばさんが、
最近、絵手紙を習いに行っているんですと
言っておられました
その作品を見せてもらったら見事な出来栄え
僕も以前、絵手紙を書いていたので、
そのことを話すと、
おばさんからその絵手紙教室に一緒に行こうって
誘われましたよ(笑)
絵手紙には、人を変える力があると思います
絵手紙を描くことで”素の感情”を出せて
楽な気分になったり、
家族と会話のなかった人が、
感謝の思いを伝えて良好な関係になったりします
人が、一番伝えにくい思いは、
「ありがとう」と「ごめんなさい」
ではないでしょうか
時として絵手紙は、口で話すより
相手の心を揺さぶる効用が
あると思うのです
素晴らしい言葉を書こうとしても、
すぐには思い浮かばないものです
また、仮に、ゆずの絵に
「香りがいいね」などと書いても、
当たり前すぎて面白くありません
いい言葉を浮かぶ秘訣は、
題材の気持ちになってみること
例えば、自分がゆずだとしたら、
何て言うだろう───と想像するのです
人が求めているのは、
希望や感動、慰めや励ましです
自らの経験を生かし、想像力を働かせることが大切
自己満足にならないよう
「伝わるのは飾らない言葉」
と覚えておくといいでしょう
そうした思いを絵手紙で表現できると、
日々の暮らしが豊かになり、
生き甲斐にも通じていくことを実感できますよ