イギリスの大小説家ウォルター・スコットは
言っています
「臆病な人間にとっては一切は不可能である。
なぜなら、彼には一切が不可能に見えるからだ」
「不可能だ」「ダメだ」という一念が、
本当に何もかもを「不可能」にするのです
親から、いつも「ダメな子だ」と言われていると、
自分もそう思い込んでしまい、
本当に「ダメな子」になってしまうかもしれません
「心」は、優れた画家が自在に種々の姿を描くように、
世の中のあらゆる現象を造り出していくのです
「上手く勝利した人は、条件が良かったのだ」
と考える人が多いです
こういう人は、たいてい
「もしも、自分にあれがあったならば」と
考えています
しかし、それは結局、グチです
困難を抱えていない人はいないのです
ある実業家が友人に言いました
「君は、いつも『問題が多くて』と嘆いているが、
じつは、私の知っている場所で
『一万人もいるのに、誰一人問題を抱えてもいないし、
悩んでもいない』という場所がある
紹介しようか?」
友人が「ぜひ頼む」と答えると、
連れていかれたところは──────
墓園だったのです
人間は、生きている限り、
必ず「悩み」があり、「課題」がある、
と教えられたのです
その課題を”どうやって”克服するか、
その挑戦によって、より豊かな人生となるのです