さぁ、いよいよ夏本番
この時期の風物詩の一つに、暑中見舞いがあります
真夏に届く”ねぎらいの便り”は、
涼風が吹き抜けるような
爽やかな気分にさせてくれます
普通なかなか会えない親類や同窓生、
お世話になった知人らへ自身の近況を伝え、
旧交を温める絶好の機会です
近年は、はがきでなく、電子メールやＳＮＳを
利用して暑中見舞いを送る人も少なくありません
時代によって形や手段は変わっても、
決して変わらないものがあります
それは、「心を込める」ことです
文章は短くても、心がこもっていれば、
こちらの思いは必ず届くはずです
人脈づくりの大切なポイントは、
第一が「見返りを期待しない奉仕の精神」
第二は「一度出会った人とは
一生お付き合いする気持ちで人と接すること」です
その上で、人脈づくりができる人とできない人の差は、
会った後のフォローの有無にあります
会って言葉を交わす時の誠実さは勿論ですが、
その後の「フォロー」にこそ人間性が表れます
時間を見つけては電話をしたり、
手紙を送ったりする
その小さな努力の積み重ねが
心を結ぶ人間交流となり、
人生をより豊かにしてくれるのです
人脈は待っているだけでは広がりません
心通う交流を重ねながら、旧交を温め、
新しい出会いを広げる夏にしていきたいですね
７月の異称は「文月」とも
友好を深める第一歩として、心を込めた「暑中見舞い」を
送ってはどうでしょうか
