僕は、よく「日常に哲学を!」と言っています
哲学とは、本質を探究し、
物事の核心にある見えないものの「正体を暴くこと」
普段の生活の中で、問題の本質を
つかむ努力をしようということです
例えば、「時間」について考えてみましょう
1日24時間は、誰しも共通です
では、時間を主観的に捉えるとどうでしょうか
ドイツの哲学者ハイデガーは
「根源的時間」と言いました
ハイデガーは時間を意識して生きるところに、
本来的な生の在り方があると教えています
人生の残された時間は、あと○時間
悔いなく使おう
まず、今日の仕事を全力で頑張ろう───
そう意識すれば、より濃密な時間を
生きていけると思いませんか
これを、”締め切り効果”と言っています
締め切りがないと、
だらだらしてしまうのが人間です
人生も同じです
これはネガティブなものではなく、
限りある時間の中で、
やりたいこと、やるべきことを、
どんどんやろうというポジティブな意味です
このように思考を変えていけば、
きっと無駄はなくなります
そして、充実した毎日を
生きられるようになるでしょう
これが、哲学的思考です