人間である以上、「生老病死」の苦しみは、
誰も避けることはできませんよね
永遠に生きる人はいないように、
大なり小なり、誰だって病気になります
大事なのは、いざ病気になった時に、
自分自身がどうあるかです
「もうダメだ」と打ちひしがれてしまうのか
それとも「絶対に病気に勝つんだ」と、
生命力を奮い立たせて闘うのか
そこに病魔を打ち破っていけるかどうかの
分かれ目があるのです
病気になったら病院に行くのは当然だし、
医者に診てもらって治るのであれば、
それがいいに決まっています
自身の生命のリズムを調節し、
生命力を高め、医学を最大限、
価値的に使って病気を克服していくのです
でも、今の医学では治療ができない病気、
完治が望めない病気だってあります
しかし、そうした病気と闘いながら、
懸命に生き抜き、
周囲にも勇気と希望を送っている方もいます
勿論、不安や恐怖だってあるはずです
「断じて生き抜こう！」
「自分にしかできない価値ある人生を！」と、
不屈の精神で前進している人は、
すでに心で病に打ち勝っているのです
病気だから「不幸」なんじゃありません
何があっても負けない強さをもった人は、
本当の意味で「幸福」な人だといえるのです
人生、いつ何が起きるのか分かりません
大切なのは、確かな幸福観と生死観を持ち、
病気に負けずに生きることです
病気になったことで、人生を深め、
大きく境涯を開くことができます
また、病気の人を力強く励ませるようにもなります
そうやって、意味を見い出し、
希望を作り出していくことが大事なんです
