NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で
脚光を浴びている黒田家では代々、
藩政を協議する「異見会」を開いていました
別名は「腹立たずの会」
どんな意見にも”腹を立ててはならない”
という掟があったからです
会にはさらに、いくつかの鉄則がありました
出席者の身分は問わない
何を言ってもいい
しかし個人的な攻撃は禁止する、など
この「腹立たずの会」で結束が強まり、
「黒田家が幕末まで存続できた」
といわれています
人には温かく、何でも聞ける雰囲気、
何でも質問すること自体が素晴らしいことです
その場で、どれほど勇気づけられることか
権威主義との戦いは、
あらゆる組織にとっての宿命といえます
それらの対極こそ、人間主義なのです
互いの尊敬の上に
何でも語り合えるところは明るいです
喜びがあり納得があり発展があります
それが前進のリズムになるのです