人間の離れがたい親愛の情を
「絆」と呼びますが、
元来は「綱」の意味です
死と隣り合わせの登山家は、
文字通りの「絆」で命を支えます
険難の峰に挑む際、
互いの体をザイル(綱)で繋ぐのです
自分は生き抜いてやるという明確な意思がなければ、
挑戦しようという気力も湧いて来ません
その上で、心が通じ合う仲間がいて、
力が発揮できるのです
まず、自分が勝つと決める
そう決めた一人一人が団結した時、
最高の力が出るということです
「どん底から這い上がる私を見ていてください!」
リストラに遭い、
先日、出会った再就職を目指す中年男性がそう宣言し、
奔走していました
ある婦人は大病と闘いつつ、
「自分が苦しんだ分、何倍も皆を笑顔にしたい!」と、
友を激励していました
共に、目指す行動の中でこそ、
宿命を越え、自身の限界を超える挑戦が
可能となります
仲間という”最高のザイル”があるのですから