人間にとって、全てを剥ぎ取られたとしても、
「これだけは消したくない」ということが
とても大切なんだと思います
自分にとっては掛け替えのない何かを
見つけることが出来たら、
それだけで人は幸せを感じられるんじゃないかという
思いがありますねぇ
例えば、最も身近な母親
永遠に存在し続けるように思えても、
いつか別れが来ます
親子関係も繋がっていて当然と思うと、
甘え過ぎたり、憎しみさえ抱くこともある
しかも悲しいかな、人間は失って初めて、
そのありがたさに気付く生き物
だからこそ「喪失への想像力」を膨らませることで、
最も大事なことに気付いたり、
今なすべきことの優先順位が見えたりする
「死」や「喪失」って、一見ネガティブに思えますが、
それを想像しながら進む生き方は、
人をポジティブにする力を持っていると思いますよ