不登校が問題化している中、
こんな話が飛び込んで来ました
今春、中学1年生の夏から不登校だった男子学生が、
晴れて定時制高校に進学した
不登校になったのは、
大勢の前に出るとパニック状態になるらしい
事情を聞いた、同じ地域に住む知り合い宅の
青年が何度も会いに通った
しかし昨夏、その青年が入院した
見舞いに訪れた多くの人の中に、その生徒もいた
「退院したら、一緒に出掛けよう」
と2人は約束する
青年は、両親から頼まれていたのだ
慕っている先輩と一緒なら、
外出できるのでは───と
病も癒え、秋になり、
家族の同意を得て東京へ
青年は、生徒を母校の大学の「大学祭」に
連れて行った
そこで、同じ悩みを乗り越えた学生に出会った
帰路、生徒は「この大学に進学したい」と言い、
数日前から登校を始めた
のちに、「お前が行くなら」と、
同じ不登校だった彼の友人も通いだした
何としても元気になって欲しいという情熱が、
生徒に前を向く勇気を吹き込んだに違いない
真剣な人には、誰もかないません
誠実な人には、必ず結果が出ます
勇気は伝染します
一人の情熱が波動を生み、
必ず人の心を動かしていくのです