68歳で夜間の単位制高校に入学し、
2年目の知り合いのおじさん
自営する工場を夕方から息子に任せ、
妻と共に通う
”生涯勉強”の気概に燃えるこのおじさんに、
50程も年の離れた同級生が声を掛けて来た
料理人を目指して働くが、
ずっと皿洗いと掃除しか、させてもらえない
そんな時、教室の掃除を率先して行う
このおじさんを見て、話したくなったという
おじさんは、会社に就職し、新人だった頃から毎日、
職場を掃除してきた経験を通して語った
「きれいな教室で学べる方が気持ちいいやろ」
「地道なことでも、続けていく中で、
何故、その仕事が必要なのかが分かってくるよ」
暫くして”同級生”が喜んで報告してきた
働いているレストランで、
客が「清潔だから、美味しく食べられます」
と言ってくれました、と
「自分が輝ける仕事や場所を探す」より、
「自分に与えられた仕事や場所で輝こう」と決める
その方が、成長の近道になる