先日、友人が主宰するステンドグラス工房の
作品展に出掛けて来ました
スタンドグラスをあしらった電気スタンド、
ついたて、置物───会場に並ぶ数々の作品
材料として使うガラスは、衝撃に弱い
でも、友人の作品は、見た目では分からない部分に、
十分な補強を施すのが特徴なんです
だから倒れても壊れない
「見えないところで手を抜くのは二流です。
『時』に耐えられてこそ本物です」
友人の作品には”弱いから強くする”のではなく、
”本物であればこそ、強くなくてはならない”
との信念が宿っているように思えました
人の生き方も同じ
重圧などの試練の時こそ、真価が試されます
思いもよらない苦難に耐え、
勝ち越える強さ───
そこに、人間の真の偉大さが表れるのです
ステンドグラスのぬくもりに映える
友人の微笑みにも、それを見る気がしました