「土俵の怪我は土俵の砂で治すんだ」
と言った大横綱がいました
あるJリーガーは、選手生命に及ぶ大怪我で
戦列を外れた間も、再びピッチに立つ自身を
心に描き続けました
無論、適切な治療、懸命な休養は必要です
ただ、怪我の悩みに翻弄され、
心まで”現場”から離れては、
苦しみから逃れられても、
勝ち超えることは出来ません
先日、入院していた闘病の友人が、
早期退院を果たしました
その友人から連絡が
「やっと仕事が決まった!」
実は、勤めていた会社の経営悪化で失職し、
度重なる挑戦を経て、ようやく、
念願の再就職を勝ち取ったとのこと
それを初めて聞いた日は、
胸が詰まって言葉が出ませんでした
自己の悩みと真剣に格闘するからこそ、
人の悩みにも同苦できるのです
”励ましの現場”から離れない人は、
自分の悩みにも決して負けることはありませんよ