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1秒前のあなたと、今のあなたは、同じモノでは無い。



昨日のこの話しを聞いたからと言って、別に、何とも思わなかったことでしょう。


だって、脳には、補正する機能がついているから。

まったくの別モノを、同じモノだと思い込ませる機能が、脳にはついているから。

あなたは、心底昨日の自分と今日の自分が他人だとは思えないと言う事です。




本来、「連続した運動」なんてこの世にはありません。

全ては、瞬間が起こっているだけです。

脳科学が、「人間は連続性を幻視する」とわかったのは、

脳に腫瘍が出来た、ある患者さんの報告からです。


その患者は、脳の一部に腫瘍が出来たせいで、

「連続性を幻視させる」という脳本来の機能が、働かなくなりまし


すると、彼女は、日常生活全てが、「奇妙な光景」に見え始めました。

例えば、コーヒーをティーカップに注ぐという場面でも、

液体が固まって見えるので、上手く注げません。

コーヒーが、「流れる」という幻想を、見れなくなってしまったのです。


だって、「流れる」という幻想は、

1秒前のコーヒーと、1秒後のコーヒーが、同じモノであると思いこむ事で、

初めて見れるのだから。


現実を、ありのままに見ることが出来ない僕たちの方が、

この患者さんよりも、「病気」と言えるかもしれませんね。





さぁ、冒頭のセリフを、もう一度言います。

1秒前のあなたと、今のあなたも、同じモノでは無い。



本来、1秒前のAと、1秒後のAは、全くの別ものです。

本当に、何一つとして、宇宙に同じモノは無いんです。

全ての全ては、まったくの別モノなんです。

でも、僕らの脳は、それが、「同じモノだと」幻想視させることで

「流れ」や「連続性」を表現します。



なので、脳に腫瘍が無いあなたに、文章で、

「1秒前のあなたと、1秒後のあなたは、全くの他人なんです!」

といくら言おうが、ピーンと来ないんです。

連続性という幻想を、見ているのだから。

昨日の私は、まったくの他人なのに、同じ人に思えちゃうのだから

木村拓哉とみつろうの区別が、つかないのだから。





あなたが、連続性という幻想を見せられている事把握するために

電車の中から、通り過ぎるホームの、駅名が書いてある看板を、見て下さい。

きっと、早すぎて、見えない事でしょう。



でも、これって、おかしな話なんです。


例え、電車が時速何百キロだろうが、

ホームの看板は、あなたの目に、入って来ていたはずなんです。

そんな、瞬間が、あったはずなんです。

「渋谷駅」と書かれている看板と、あなたの目が、光で結ばれた瞬間があったはずなんです。

あなたは、絶対に、「渋谷駅」という文字を、ハッキリとぶれずに、読んだはずなんです。

それなのに、それが、「見えない」という。



瞬間が見えないのは何故かと言うと、

連続性という幻想を、脳が見せているからです。

瞬間・瞬間を、「流れ」という幻想に、脳が、書き変えているのです。


瞬間」「瞬間」が見えれば、

あなた、と、次の瞬間の、あなたがまったくの別モノだと分かります。


でも、瞬間が見えない。

要するに、
まったく違うモノを、同じモノだと幻想視させる機能が脳にあるのです。




今の瞬間のあなたは、1秒前のあなたとは、全然違うモノです。

同じように見えるかもしれませんが、それは、ただの、幻想です。


世界は本当は、何一つ、動いちゃいない。

それを、動いていると幻想視しているのが、「あなた」です。

「あなた」は本当は存在しないその流れを、「時間」と呼びます。




(⇒明日に続く⇒)



↓それでも、脳の連続性の幻視が良くわからなかった人は、

鉄拳のパラパラ漫画(ココをクリックレでも読んでみてください。

別にわからないでも、泣けますから。

ただ、真実として、

1秒前のあなたと、今のあなたは、まったくの別ものです。

何一つ、関連性はありません。

それを、勝手に、「関連付け」ちゃうのが、脳です。

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