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これから始まる新しい時代にワクワクしている読者からお便り頂きました。



SBさん
「ついにアセンションのゲート(?)も開き、

新たな世界が始まろうとしています。

ある有力な筋からの情報によると、新しい世界では、

これまで見たことも無いような全く新しい技術で、

世界はあっという間に、未来世界になるそうです!

古いシステムは全て崩壊し、夢のような世界へ。

さぁ、ともに行きましょう、さぁ、さぁ!」


まぁ、むろん、脚色してありますが、大筋、こんな感じのメールでした。

要するに、これまでの古い技術は全て新しいものに取って替わるらしい。



みつろうも、これまでとは全然違う世界に成るという事は信じてますし、

新しい技術や、新しいシステムの台頭を想いワクワクしていますが、

旧来の古い技術があったお陰で、楽しめたことへの感謝も忘れません。




例えば、宇宙連合だか、光の組織だか、なんだかわかりませんが、

まったく新しいエネルギーや、技術が地球にもたらされたトキに、

地球人は、これまでの技術の「味わい」を感じることになると思います。



自動車が浮いて移動する技術が入ったトキに、

道路は必要無くなります。

だって、浮いて移動するんだから、

アスファルトなんて要らないし、草原の上でも海原の上でも、

スーッとやさしく移動するでしょうから。

化粧品アスタリフトのCMに出てくる赤い乗りモノみたいなイメージ。)




想像してみてください。

乗り物が全て浮いて、スーッと移動している未来に、

「道路」は必要でしょうか?



また、今の技術で「船」と呼ばれているモノが、

海だろうと空だろうと陸だろうと移動できるようになります。

ということは、「レインボーブリッジ」は必要でしょうか?



レインボーブリッジは、

「陸しか走れない車」、「海しか通れない船」の、

両方を交差させるためにあります。

船が橋の下を通れるように、たかーい橋げたを架けたわけです。



ということは、もし、地球上に、

ガソリン自動車や船が生まれるより先に、

スーッと浮かぶ未来の乗り物「アスタリフトカー」が誕生して居たら、

レインボーブリッジは必要なかったという事になります。

だってどっちも浮いてるから、橋が無くても、交差出来るんだから。




ガソリン車は、非常に技術遅れの乗り物ですし、

排ガスをまき散らすし、人にぶつかるし、欠点だらけですが、

でも、レインボーブリッジを僕たちに見せてくれました。


低い技術があったお陰で、

あんなに綺麗な構造物が地球には出来あがった。



先程の、宇宙連合だか、光の組織だかが、

地球にやってきたら、びっくりするでしょう。



「なんてアメージングな構造物を創り上げたんだ、地球人は!

まったく必要が無いこの構造物・・・でも、美しすぎる!」って。





レインボーブリッジは、技術遅れの地球人にしか造れない構造物です。

超進んだ文明には、「橋」なんて、絶対に必要が無いモノだから。



地球を見渡してみてください。

今は、超不便に感じる、遅れた技術のせいで造られたモノがあるでしょう。

でも、ソレは、

「技術遅れ」じゃなかったら、決して見る事ができなかった風景です。




超高層ビルから見える、夜景。

テレポーテーションが出来る世界なら、地球中にバラバラに住むので、

都市部に密集して住む必要が無くなり、

あんなに高い建物は建たなかった事でしょう。


その高層ビルのてっぺんで、ピカピカ光る赤い光。

飛行機がビルにぶつからないためのその光も、

「ぶつかるかもしれないレベルの飛行機」しか造れなかったがゆえの、

点滅です。




街の風景を、見渡してみてください。

新しい世界では、これら全てが、まったくもって要らないモノ。


「橋」という概念すら湧かなかった事でしょうし、

「高層ビル」も「夜景」も、頭にヒラメクことすらなかった事でしょう。



遅れた技術を通ったお陰で、あなたが見れた風景です。



神さまはみつろうに言いました。

「無意味こそ、この世の楽しみじゃないか。」って。


スタートが「生まれ」で、ゴールが「死ぬ」なら、

その途中に見える風景は全て、ただの寄り道であり、

無意味であり、無駄です。



「その途中」のことを、人は、「人生」と呼びます。



もし、ゴールを目指すゲームなら、

生まれた瞬間に死ねばいい。

というか、そもそも、生まれなければ良い。


ということは、「僕たちはゴールを目指しているんじゃない」という事です。


僕たちは、寄り道そのものを楽しみ、「無意味」こそに一番の意味があるんです。


あなたの夢には、「ゴール」を設定しているかもしれません。

例えば、「金持ちになる」がゴールかもしれません。

でも、さっきの話しによると、

「僕たちはゴールを目指しているんじゃない」のだから、


「金持ちになる」を目指しているんじゃないという事です。

その途中で通る全ての風景や、貧乏や、無意味や、

無駄こそが、全ての価値なんです。



ということで、もし、あなたが、レインボーブリッジにココロトキメク地球人なら、

あなたは、無意味や、無駄の、かけがえのない価値をシるでしょう。


無駄を通ったお陰で見える景色に、ココロを開いてみてください。





↓間違った道を通ったお陰で見えた景色がある。

未来のアスタリフトカーのコクピットから見える景色は素晴らしいだろう。

でも、レインボーブリッジのてっぺんから見える夜景も、負けちゃいない。

遅れた技術が無ければ、

あんなに高い場所までセメントを積む事は無かっただろう。


「船の上を越えよう」と、「豪華客船よりも高く、高く」と、地球人が頑張り、

レインボーブリッジは、素敵な目線の位置を確保しました。

綺麗だよね。宇宙連合は、あのポイントに、絶対に行けないよ。


ということで、みつろうのネタ帳から、

今日の記事っぽい詩を見つけたので、明日アップさせてください。

↓今日は下の二つのボタンを押す際、

あなたの夢を思い浮かべて、

「ゴールなんて無価値で、無意味こそ貴重。」と言いながらポチ↓ポチ↓