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(⇒昨日のチーズの記事の続きです⇒)




みつろう

「ねぇ、神さま。


ブッダって人いるでしょ?あの、瞑想したら三日三晩、岩になったひと


というか、もう、岩の人。


いつかは、みつろうも、あの人みたいになれるの?」



神さま

「なぜじゃ?


岩になりたいのか?」



みつろう

「いや、なんとなーく、あそこらへんが最終到達地点かなーって思ってんの。


まぁ、岩になりたいんじゃなくて、みつろうという魂の、存在のゴールかなーって。」



神さま

「お前は、それ以上のことを成すであろう。」




みつろう

「マジ?


みつろう、ちょーすげーじゃん。


岩を超えれるってこと?


すげー!!岩超えだ、イワゴエ!


もう、この際、名字もいわごえみつろうにしようかなー。」




神さま

「お前だけじゃなく、みんな、それ以上のことを成すであろう。」




みつろう

「なんだよ!


期待させやがって。


じゃー、みんな岩を超えるってことは、誰も岩を超えないってことじゃん。


横に並べたら、みんな岩ってことじゃん!


なんだよ、つまんねー世の中創りやがって。岩だらけかよ。


グランドキャニオンじゃあるまいし。


ってか、ブッダのことを、ずーっと「岩・岩・いわ・いわ」言ってるみつろう、


ブッダに天罰与えられないかそろそろ、怖いわい。」



神さま

「お前の言うところの、最終到達地点に一番早く辿り着く方法、教えたろか?」





みつろう

「おー。あるんかい。


どうやれば、早く辿り着けるの?


ってか、あらかじめ言っておくけど、『死になさい』ってのは無しね。」





神さま

「なぁ、みつろう。


死んだら、ゴールじゃと思っておるのか?


この世に、死ぬために生まれてきているとでも思っておるのか?


正気か?」




みつろう

「だって、死んだらゴールでしょ?


え?違うの?まだ続くの?


この苦しみ、まだ続くの?」




神さま

「ホラ。どこかで、何かにピリオドが打たれるとおもっとる。


言っておくけど、死んだ後のお前と、今のお前で、変わることはひとっつも無いからな。


そちらの世(この世?)とそれ以外の世(あの世?)があって、


そちらの世が終われば、ゴールとなるんじゃったら、


そもそも、そちらの世に行く理由がない。



ゴールなぞ無い。



宇宙とは、我々を含めて、全てが「成り行くものたち」なんじゃ。


「成った」ものではない、永遠に。


永遠に、「成らない」のじゃ。







みつろう

「・・・。


ウソって言ってくれ。


なんだ、この、気が遠くなるような絶望感は・・・。


永遠に『成り行く』だけなんて。


永遠に未完成という事じゃないか。


せめて、今生(こんじょう)だけで終わると思っていたのに・・。


地獄だ、地獄。グランドキャニオンよりも地獄だ。」





神さま

「気が遠くなったのはお前の勝手じゃが、


わしは神さまじゃ。


どうしてお前が、気が遠くなったのかを説明できるぞ。聞くか?」





みつろう

「いや、別にいい。


もういっそ、殺してくれ。


永遠が本当に怖くてたまらない。


永遠に求め続けなきゃいけないなんて・・・。


・・・ハッ!


殺されても、続くってことか・・・。


はぁ・・・、もう、殺しもしないでくれ。


でも、生かしもしないでくれ・・・。」






神さま

「みつろう、花の香りを嗅いでごらん


鳥のさえずりを聞いてごらん


夕焼けを見つめてごらん。


おいしいお米を、食べてごらん。


それらは、今、起こっておる。


永遠に成り行く世界で、永遠に今、起こり続けている。



お前は、『永遠』に対して絶望しているんじゃない。


お前は、『不足』に対して絶望しているんじゃ。



よいか、『不足』か『充足』かという問題と、


『永遠』か『有限』かの問題は別問題じゃ。



『充足』に軸足を移してごらん。


永遠に充足で居られるという事なんじゃぞ?




みつろう

「おぉ、なんだか生きる希望と死ぬ希望が同時に湧き上がってきた。


つ、続けて!」





神さま

「そうじゃ。今のお前の表現は、非常に良い。


『生きる希望も死ぬ希望も湧きあがってきた。』これは、良い表現じゃ。


時間や環境や場所が問題なのではない。


『不足』と感じるのか『充足』と感じるのかが問題なのじゃ。


生きるのは素晴らしいじゃろうし、死ぬのも素晴らしいじゃろう。


環境が変われど、お前の軸足が『充足』からずれなければ、


全てが素晴らしくなるじゃろう。



さっき、絶望したトキのお前は、『不足』に軸足が残っていた。


いまを、『不足』と捕えていて、


さらに、その今が永遠に続くなんてワシに言われたもんじゃから、


絶望したんじゃろう。永遠に不足で、永遠に何かを求めさせられる気がしたから。



ここで、もう一度言うぞ。



宇宙とは、我々を含めて、全てが「成り行くものたち」なんじゃ。


「成った」ものではない、永遠に。


永遠に、「成らない」のじゃ。



こう、聞いて、絶望するようであれば、


あなたの軸足は、『不足』にある。



どこかに完成形を探している状態じゃ。


それじゃあ、つらいじゃろう。」






みつろう

「でもやっぱり、


永遠に成り行くものっていわれると、ちょっとシンドイ気になりますなぁ。


ってか、あんたの表現が悪いんじゃないの?


成り行くものなんて神さまに言われたら、


『成れるもんなら、成りやがれ』って捉えちゃうし。」





神さま

「だから、それが軸足の問題なんじゃ。


いまを、途中だと思ってるんじゃろ?


良いか、


『途中』というのはゴールがあると思い込んでいるトキにのみ現れる概念じゃ。



ゴールなんて無いと、ワシは言っておるのじゃぞ?



ゴールが無いのに、なぜそこ(今いる場所)が『途中』になる?



要するに、お前が苦しむのは、ゴールがあると思っておるからなんじゃ。



ということは、じゃ。


『我々は永遠に成り行くものたちだ』というのは、


本来、お前を完全なる自由へと解き放つ呪文じゃぞ?


ゴールなんて無いって教えてあげてるんじゃからのう。


そこは、途中じゃないぞと言っておるんじゃからのう。




その上で、聞こう。そこの若いの。


『永遠に成り行くモノ』というワシの表現が、悪いってか?







みつろう

「は、ははぁー。


も、申し訳ございませんでしたー。」




神さま

「よいよい。


おもてをあげーい。成り行くものよ。


額を畳にこすり付けておるお前に、


一番最初に話した、最終到達地点に一番早く行く方法を教えてやろう。




最終到達地点など無いとシることじゃ。


この一点に尽きる。


ゴールが無いという事は、『途中』も無いということ。


『途中』が無いという事は、『不足』なんぞ、そもそも無いという事。


『不足』が無いという事を思い出したうえで、周りを見渡してごらん。


永遠の今に居続ける存在になれたんじゃから。


花は香るし、鳥がさえずり、夕日は赤くて、飯がウマい。


どこに行く必要があるのじゃ、永遠に成り行くものよ?」




みつろう

「は、ははぁー。


おみそれいりましたぁー。」



(⇒いちおう、明日、あなたが成り行くものを理解したかチェックします⇒)



↓昨日の記事と、併せて読んでみて。


あなたは、永遠に完成しないよって言われて、


「ガーン」ってなるってことは、


それでもなお、どこかに完成形があるって、あなたは信じている証拠。


あなたは、永遠に成り行くものなんだ。


どこにも、成ったものが無いからこそ、何かを求めないで済むってこと。


どこかに、(ブッダとかイエスとか)、「成ったもの」があると信じてるから、


いまを途中だと思うから、不足を感じるから、苦しいんだよ?


ふかーく、気付いて欲しいんだよねー。


『我々は永遠に成り行く者たちだ』ってのが、


あなたを完全なる自由へと解き放つ呪文だって。


いまに居続ければ、最終到達地点に一番早く行けます。


↓今日は下の2つのボタンを押す際、


「わたしは永遠に成り行くものです。

だから、私は究極に自由なんです」って言いながら押してみて。成るかもよ?↓


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