洋風ちらしずし バルサミコソースかけ | mitsukura cooking studio

洋風ちらしずし バルサミコソースかけ

暑くなると酸っぱいものや辛いものが食べたくなる
まわりでは夏バテで食べれない~との声がたくさん
食欲がなくなったことがほとんどないのですが
酢飯にいろいろ混ぜ込み、トッピングでもお野菜をたくさん
こんなメニューはいかがですか?




$mitsukura cooking studio




寿司酢を作る際に、みょうがも一緒に甘酢づけ
一気にピンクに染まるのが美しい




$mitsukura cooking studio




雑穀米に寿司酢とバルサミコ酢で味付け
ごはんもほんのりピンク色




$mitsukura cooking studio




野菜をオリーブオイルで焼きつけ、さいごにバルサミコ酢を煮詰めたソースで仕上げ
バルサミコは火を入れることで、より甘くなります
このちらし寿司 以前海外の方におだししたとろ好評でした


食の都として有名なエミリア・ロマーニャ州のモデナという場所で作られるバルサミコ酢こそが
イタリアの厳しい食の法律DOPに定められたバルサミコ酢
基本的にはブドウが原料のお酢で、熟成させることにポイントがあります
ぶどうを圧搾したての頃は、大樽ですが、だんだん濃縮されてくるので、
その量も少なくなり、小樽に移されるようになります
最低12年の熟成を経たものがいわゆる「伝統的なバルサミコ酢」としてDOP認証されます




でもスーパーなどの売り場で見かけるバルサミコ酢
最近では5種類以上もおいてあるところがあります
本当のバルサミコ酢は、原料は「ぶどう」のみの表記となります
バルサミコ酢風味調味料となると、熟成期間は短く、
さりとてあの独特な甘味や色をつけるために「カラメル色素」が入っています
本物のDOP認定されたバルサミコ酢が欲しい場合は
この「カラメル色素」の入っていない
純粋にぶどうで作られているものを選ぶようにしましょう



しかしこのカラメル色素が入っているものが劣悪品というわけではありません
価格帯を考えるのならば、トラディツィオナーレのものは少なくとも100ccで約6000円位が相場
手軽にドレッシングなどに使いたいということはなかなか難しいと思います
そういう時は、カラメル色素が入っていても十分にその酸味を楽しんでいただくことができます
また、小鍋で半量にまで煮詰めれば、トラディツィオナーレに近い甘さと風味を出すことができるので、手間を加えれば安いバルサミコ酢でも十分に美味しくいただけるのです



日本とイタリアの食の融合ですね