小説家であり、天台宗の尼僧である


瀬戸内寂聴氏の新刊が、扶桑社より発売されましたノート



反原発、死刑廃止論者などといった政治信条をお持ちの方でもあり

そういった政治活動自体への発言には、


「そういった考えもありますね。」


としか思いませんが、としての発言は心に響くものがあります。



みこち☆のブログ~きれいなお姉さんへの歩み~


著者:瀬戸内 寂聴/定価:1,155円(税込)/発売中



この本は、瀬戸内寂聴氏の沢山の著作の中から

「切に生きる」の思いを伝える文章を抜粋した一冊です。



1.生きるちから


2.ほんとうの愛


3.へこたれない極意


4.見えないものを見る


5.絶望という名の希望


6.日々に尽くす


7.具わっている才能


8.誰もが見出せるはず



という8つの目次からなり、感動する喜び生きる楽しさ人を愛する幸せについて

語っていらっしゃいます。



活字でびっしりとページが埋められているような本ではなく、瀬戸内寂聴氏が

そこで法話をされているかのような・・・・そんな本ですね。




みこち☆のブログ~きれいなお姉さんへの歩み~


心に残る文章はいくつもあり



「我欲を捨て、富貴を欲しがらなくなった時こそ、


  心が富貴に満たされていることに、人は気づかない。」



「取越苦労はエネルギーの無駄だ。何より大切で確実なのは、生きている今日を、


  一日悔いなく精一杯に生きることである。 仏教は無常を説く。


  自分自身が無常で、明日生きているかどうかさえわからないのだ。


  今この瞬間を「切に生きる」ことが、一番確実な生である。」



※本文より引用させて頂きました




悩んでいる時や落ち込んでいる時に、ふと頭によぎって

優しく背中を押してくれるような、そんな温かい気持ちにさせてくれる本です。



年齢はもう90歳を超えていらっしゃるのですよね。

瀬戸内寂聴氏といい、日野原重明氏といい、90歳&100歳超えの人々が

こうやってご活躍されていらっしゃると、私も頑張らなきゃだなって思います!!!!!



お二人とも大変ご活躍をされている方で、自分と比較するのもおこがましい気がしますが・・・・ガクリ

株式会社扶桑社



扶桑社/瀬戸内寂聴/切に生きる